“動き出す”浮世絵展
辰巳住研営業の松原です。
先日、福岡駅のJR九州ホールで開催されていた「動き出す浮世絵展」に家族で行ってきました。
名前のとおり、江戸時代の浮世絵が最新のデジタル技術で“動き出す”という、今までにない体験型の展示会です。
葛飾北斎や歌川広重といった有名な浮世絵師の作品が、3DCGやプロジェクションマッピングを使って立体的に動いたり、音や光と組み合わさって迫力満点の映像になったり。まるで浮世絵の中に自分が入り込んだような感覚でした。
展示は「眺」「藍」「麗」など9つのテーマ空間に分かれていて、それぞれが全く違う雰囲気。江戸の町並みに迷い込んだり、幻想的な光に包まれたり、作品によっては香りまで演出されていて五感で楽しめる仕掛けもありました。

やっぱり一番の見どころは、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。
巨大なスクリーンに映し出された大波が音と一緒に迫ってきて、本当に海のそばにいるような臨場感がありました。
静止画でしかお伝え出来ないのが心苦しいですが、実際は水しぶきまで表現されていて本物さながらの映像体験でした。


どのテーマも見ごたえがありあっという間に時間が過ぎていきましたが、なかでも特に印象的だったのは「雅」のテーマにあたる、富士山をメインとしたブースです。
ブース中央に位置する富士山の模型に様々な浮世絵が映し出され、十数種類もの作品が移り変わっていく様は圧巻でした。


今回訪れた「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」は、江戸時代の浮世絵を最新のデジタルアートで体感できる、とてもユニークな美術展でした。
伝統と現代のテクノロジーが融合することで、誰でも気軽に楽しめるアート体験になっていて、家族のお出かけにもぴったり。
福岡では今後もこうした体験型展示が増えていくと思うので、アートや歴史に興味がある方は要注目です。
そして、弊社辰巳住研でも、ご家族で楽しんでいただけるイベントを随時開催しています。
住宅に関する相談会だけでなく、お子さまも一緒に参加できる体験型イベントもご用意していますので、こちらもぜひお気軽にチェックしてみてください。
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松原 尚輝

















































