鹿児島研修レポート
こんにちは、辰巳住研の中村です。
先日、ツーバイフォー協会九州支部主催の鹿児島研修に参加してきました。
この研修では、さつまファインウッドの工場見学や、構造材が使用された施設の視察を通して、2×4工法における最新の知識を学ぶ機会を得ました。
さつまファインウッド工場見学
さつまファインウッドでは、国産杉を使った2×4材および2×6材の生産工程を詳しく学びました。
特に印象的だったのは、木材の乾燥プロセスです。自然乾燥の段階では、含水率を繊維飽和点まで下げるために2カ月から5カ月の期間が必要で、適切な管理を行った後に人工乾燥に移ります。このプロセスによって、製品の品質が安定し、環境に配慮した高品質な構造材が生み出されています。
加工や検査の工程も非常に興味深いものでした。特に、さつまファインウッド独自の選別機械が製品の強度を厳密にチェックし、機械と人の手によって品質が保証されていることが確認できました。
また、工場内には杉の心地よい香りが広がっており、その香りに癒されながらの見学となりました。
鹿児島南特別支援学校の視察
次に訪れたのは、さつまファインウッドの構造材が使用されている鹿児島南特別支援学校です。この学校では、安全性と快適さを追求した施設整備が行われており、一部の構造に2×4材を用いたトラスが使用されています。建物の軽量化を図りながら、耐震性や断熱性を高めた設計に感銘を受けました。
学校の間取りも印象的で、子どもたちが伸び伸びと過ごせる環境が整えられていました。このような教育施設が、地域の子どもたちの成長を支え、社会に出た後も困らないような教育を提供していることを目の当たりにし、大変感銘を受けました。
~今後の取り組みについて~
辰巳住研は、主に戸建住宅の建築を手掛けておりますが、過去には保育施設を建設した経験もあります。今回の研修を通じて、地域に貢献できる非住宅分野への取り組みをさらに強化していきたいと感じました。福祉施設や教育施設など、地域に密着した建築物を手掛けることで、より広い範囲で社会に貢献できる可能性を感じています。
今回の研修を糧に、さらなる挑戦を続けていきたいと思います。
さつまファインウッドでのリール動画
おまけの写真
(桜島の上に雲がモクモクと・・・)
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ありがとうございました
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