スタッフブログ

こんにちは！中村です。

卒業式シーズンですね。
皆様、おめでとうございます



実は、私のこどもは不登校で小学校５年生から学校に行けなくなったんです。
「学校に行きたくない」と言い始めた頃は、嫌がる我が子を無理やり学校に連れて行っていました。
すると、しばらくすると子供が部屋から出て来なくなったり、ご飯を食べなくなったりと心配なことが増えました。

思いつく施設等に相談すると、「お母さん、お子様に寂しい思いをさせてませんか」と言われてとても悲しかったです。
自分なりに子供を大切に愛情をかけて育てていたのですが、「私が間違っているのかな」と不安になる毎日でした。
　
この闇はいつ終わるのかな。

と思いながらも、「私がしっかりしなきゃ！」という気持ちで自分を支えていましたね。
でも、子供と約束したんです。

「お母さんのつくったご飯を一緒に食べよう」

たいした料理はできないですが、学校に行けなくても、勉強ができなくても、友達がいなくても、私のご飯を食べれば何とかなる！
あとは、お母さんは君のことが大好きなんだ！それでいいじゃないか。楽しくやろうぜ！を心がけて数年。

今はちゃんと社会人してますよ
小学校、中学校はちゃんと行けなかったけど、高校と専門学校はほぼ皆勤賞。

我が子が不登校で学校に行けなくても、いつかは行けるようになるかも。
ちゃんと社会人できるようになるかも。
「かも」という言葉はあいまいだけど、それを信じて「この子のために私がしてあげれることをしっかり考えよう」

そう願って、子育てをやってきました。

年を重ねると、おのずと卒業するのだけれども。
あたりまえに卒業式を迎えられることは実は奇跡的なことなんです！

たくさん、「おめでとう！すごいじゃん！」を伝えたいです。

そして、辛い時期だったとしたら。
今できることを少しでもいいからコツコツすることだけでもすごいんだよ。

子育ては、山あり谷あり。
いろんなことがあるけど、「よかったね」と言える暮らしのお手伝いができれば嬉しいです。