お勧めの絵本

福岡住宅展示場

辰巳住研のワクワク担当、絵本大好き営業部の池上です。

皆さん、絵本は読んだことありますか?

おそらく、子どもの頃に読んだなぁ、という記憶をお持ちの方が多いかと思います。

でも実は、大人になって読むと「こういう意味だったのか」と気付かされることも多いんですよ。

今回は、元保育士の池上お勧めの絵本をいくつかご紹介したいと思います。
 
まずは、この一冊。「ちょっとだけ」
文 滝村 有子 絵 鈴木 永子

赤ちゃんが産まれ、お姉ちゃんになった女の子。お世話で忙しくしているお母さんの横で、自分で牛乳をついだり、自分で髪を結んだり、一人で遊んだり。

でも、本当は自分だってお母さんに甘えたい!ちょっとだけでいいから・・・。
そんな女の子に、お母さんがかける言葉が「神」です。


次はこれ。「だいじょうぶだいじょうぶ」
文・絵 いとう ひろし

いつも大好きなおじいちゃんがそばにいてくれます。男の子が転んだときも、悲しいとき、困ったときも、優しい声で「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をかけてくれるおじいちゃん。

男の子が成長して、大きくなった時、「今度は僕の番だね」と、病室でかけた言葉は・・・?

 
3つめに、ロングセラーのこの本。「大きな木」
文・絵 シェル・シルヴァスタイン 訳 ほんだ きんいちろう

大好きで、英語版と日本語版、2冊持っています。ある少年と、木の物語。
相手を大切に思うって、どういうことなのか。
成長とともに生活や楽しみ、欲しいもの、様々に変化していく人間と、いつでもそこにいて、どんなときも見守り助けてくれる木。

起承転結ある物語ではありませんが、読み終わった後に心の中に何かが残ります。


最後に、いい絵本の選び方をお教えしようと思います。
半分は「勘」ですが(笑)、あとの半分は、初版がいつかを見ることです。

本の一番最後に、出版社の情報が載っています。古いものほど、長く愛されている本なのです。

いかがでしたか?

今回は、子どもの成長を描いた絵本を中心に選んでみました。
子どもたちにかけた言葉は、その時聞いていないようでも、実はしっかり心の中に残っています。「いい言葉」を、沢山聞かせてあげられたら、いいですね。


第二弾も考えていますので、おたのしみに!
本屋はパラダイス!の池上がお届けしました。