「店舗」ではなく「家」という視点で考えました。

＜きっかけ＞ 10年ほど賃貸の住居と、別の場所に賃貸で美容室を借りていました。賃料がかかりますし、駐車場も2台ずつ借りていたので、それもかさみます。買った方がいいとずっと思っていました。たまたま考えていた場所に売り地が見つかり、このタイミングだと直感して土地を購入し、具体的に美容室と住居を一緒にした建物の実現に踏み出しました。

＜辰巳住研に決めた理由＞ コンクリートではなくて、優しい木の感じが漂う美容室が希望でした。辰巳住研さんは、木の住まいというイメージで、昔から知っていました。モデルハウスで相談したところ、「むしろ鉄筋コンクリートの住まいはできないですが、木を使った店舗付き住居なら大丈夫ですよ」と言っていただけました。美容室は地元のお客様がほとんどですし、辰巳住研も地元密着型という点も心強かったですね。

＜こだわりのポイント＞ ご主人：レンガ風の壁紙。優しい雰囲気を出したかったので、壁全体に使っています。お客様は鏡越しに広がるレンガ模様を見て「本物のレンガかと思ったよ」と好評です。
奥様：アールの壁や入り口とシャンプーコーナー近くの木の格子です。どちらも辰巳住研のモデルハウスや完成見学会で見て「いいな」と思ったものです。見たのは店舗ではなく一般の住居内のデザインでしたが、美容室に取り入れても面白いのではと思いお願いしました。アールの壁はお客様から「壁って四角いものでしょ？この丸い壁はなんだか美術館で素敵ね。」と。木の格子は、間隔があることで壁のような閉塞感がなく、小物を飾るのも楽しいですね。

＜美容室専門の業者に頼まなかった理由＞ お客様にもそういう気持ちでおもてなししたいと思っていたので。だから「店舗」ではなく「家」という視点で考えました。おかげで私たちらしい店になりましたね。辰巳住研は美容室は初めてだったこともあり、できることはできる、ムリはムリとイエスとノーがはっきりしていた。それもまた安心できましたね。