快適な住まいの条件の一つに、「部屋の中が常に適温に保たれていること」が挙げられます。いかにデザイン性に優れた家でも、夏暑く冬寒いようでは快適に住むことなどできません。
そこで、辰巳住研のハイブリッド・モノコック構法では吹き付け施工する「アクアフォーム断熱」を壁体内に隙間なく吹き込む工法を採用することで、断熱性に優れたエコ住宅を実現しています。
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「アクアフォーム断熱」は、施工現場で直接吹き付けて施工するタイプの硬質ウレタンフォームで、対象物に吹き付けられると瞬時に数秒で約100倍に発泡して構造材に密着し、隙間をピッタリと塞ぎます。
充填断熱工法とは異なり、わずかな隙間も逃がさないので高気密・高断熱の住まいを実現します。
ハイブリッド・モノコック構法の家は、国が推し進めている省エネ住宅の取り組みZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)で目指す外皮性能の基準である0.6を上回る性能を持っています。
また、2✕6仕様の場合には、さらに基準が高いHEAT20 G2レベルもクリアする数値です。
夏の熱気や冬の冷気、また排気ガスや花粉・粉塵・害虫など、屋外には快適な生活を脅かす多くの有害因子があります。
そしてそれらは、住宅の隙間から室内に侵入するのです。
ハイブリッド・モノコック構法の家は、
C値=04~0.5㎠/㎡
※数値は、プランによって変わる場合があります。
また、気密性能の低い建物では、ショートサーキットが発生するため、室内の計画的な換気をおこなうことができず、結露やカビを増やす要因ともなります。
夏も冬も快適に暮らせる住まいを実現するために、ハイブリッド・モノコック構法の家では特殊なアルミ透湿フィルムを使用した高耐久遮熱型透湿防水シートを採用しています。
外部からの熱を防ぎ、内部の熱を逃がさないこのシートは、高い断熱性を有するだけでなく、防湿や内部からの湿気を放出する性能も備えています。
ハイブリッド・モノコック構法の家では、火の通り道となる床や壁の内側において、枠組材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階への延焼を防ぎます。
また、床根太や枠組材などが一定間隔で組まれている床や壁の内部構造は、防火区画としての役割を持ち、延焼の進行を遅らせる働きがあります。
さらに、全ての天井や壁の内側全面に貼られている暑さ12.5mmの石膏ボードには、炎にあたると25分もの間、水蒸気を放出する特性があり、火災時に火を室内に閉じ込め、火災の進行を遅らせることができます。
こうした耐火性能により、火災保険料も割安になっています。