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時代遅れのオーディオ論(Audio)、「聞く」と「聴く」、ハイファイ(Hi−fi)の追求

音に関する最も一般的な英語は「Sound(サウンド)」ですが、不快な音や雑音は「Noise(ノイズ)」といい、音質や音程などに目を向けた「音」の場合は「Tone(トーン)」と表現するようです。
それに、もう一つAudio(オデーディオ)という言葉があります。


Audio(オデーディオ)という言葉は音響学では古くから使われてきた言葉ですが、語源はラテン語のAudire、「人の耳で聴こえる音」という意味だそうで、少し難しくいうと「可聴周波数(かちょうしゅうはすう)」ということになるでしょうか。
それが転じて、シッカリと音を聴くことを「Audio」と表現するようです。
私は今、「聴く」と書きました。
漢字の場合「聞く」と「聴く」があります。
「聞く」は必ずしも自分の意思によるものではなく、好むと好まざるとにかかわらず「聞こえる」ものも含み、「聴く」は自分の意思でシッカリと聴くことだそうです。
私はAudioは「聞く」ことではなく「聴く」ことだと明確に区別をしています。
したがってオーディオ装置とは、本気で音楽を「聴く」ための装置だと思っています。

 しかし、最近では一部のマニアを除きシッカリと音楽を聴くことが一般的ではなくなってきているようで、BGM(バックグラウンドミュージック)のように何かをしながら聞くというスタイルが定着してきているように思います。
一つのことに集中せず、何かをしながら別の何かをするという「ながら族」と言う言葉がありますが、まさにコレです。
もちろん、私はBGMや「ながら族」を決して批判するつもりはありません。
古い話ですが、29年前(1979年7月1日)SONYからウォークマン(WALKMAN)が発売されたときに、私は直ぐに購入しました。
フリー百科事典ウィキペディアを引用すれば ・・・・・場所を選ばず、いつでもどこでも音楽を聴くことのできる製品の登場はエポックメイキングな出来事であり、世界的な大ヒット商品として、ヘッドホンステレオの代名詞となるなど社会現象になるほどであった ・・・・・ ようです。
私にとって、ウォークマンの登場は「Ipod(アイポッド)」以上の衝撃でした。
「Ipod(アイポッド)」なんか機器の進歩はあったもののコンセプトはウォークマンの延長線上にあり、決してウォークマン以上では無いと思っています。
当時はカセットテープの時代でしたが、後にCDウォークマン(当時はディスクマンと呼ばれていたような気がします)が発売されるや否や、これも直ぐに購入し、さらにMDウォークマンが発売されるや否やまたまた購入しました。
 それだけではありません、さらに「FM/AM/TVチューナー付き」のウォークマンも購入していますのでウォークマンだけで4台購入したことになります。
私はこういうオモチャが大好きですからね。
しかし、私はウォークマンは大好きですが決してオーディオとは呼びません。
もちろん、「Ipod(アイポッド)」もです。
ウォークマンは音楽の新しい楽しみ方を創造してくれたと思いますし、確かに一つのジャンルを築いたとは思います。
音質も驚嘆するほど進化しています。
それでも、私はそれをオーディオとは認めません。
あくまでもオーディオとは明確に区別をします。

 

  私の考えるオーディオとはシッカリと聴くための道具であり、「Hi−fi(ハイファイ)」の追求こそがオーディオだと考えています。


以前のブログにも書きましたが、「Hi−fi(ハイファイ)」とは「High fidelity(高忠実度、高再現性)」の略です。
一部の偏狭なオーディオマニア(もちろん私を含みます)を除けば、もう死語になってしまっているのでしょうか?

少なくとも、マランツ(Marantz)、マッキントッシュ(Mcintosh)、クォード(QUAD)、アキュフェーズ(Accuphase)、ジェイビーエル(JBL)、アルテック(Altec Lansing)が何か?
パラゴンと聞いて「おっ!」と言い、4343という数字を聞いただけでJBLの名機だと判る人。
MM型・MC型・インサイドフォースキャンセラー・トラッキングエラー・ハウリング・A級B級プッシュプル・昇圧トランス・KT88・密閉型・フロントロードホン・バックロードホン・コーナーフレックス・あっ! そうそう、ドロンコーンなんていうものありましたね。
更には音像定位・音圧レベル・フラッターエコーなどというボキャブラリーが当然のように蓄積できている人。


そんな人を私はオーディオマニア・オーディオファンと呼びたい ・・・・・ 大いに独断と偏見ですが。

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代表取締役 篠塚 修

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