銀座大野屋(ぎんざおおのや)判じ物の手拭(てぬぐい)、浴衣、足袋、シャツ?
2008-07-26 00:40
「昭和通り」と「晴海通り」の交差点、地下鉄なら「都営浅草線」と「日比谷線」との乗換駅「東銀座」
その交差点の角に昔ながらの風情を残すお店があります。
手拭(てぬぐい)を売っている銀座大野屋(おおのや)さんです。
手拭と言っても今の若い人たちにはフリガナでも無ければ読めもしないでしょうネ。
日本タオルとでも言っておきましょうか。
記憶は定かではありませんが、修学旅行の自由行動の時間に銀座に来て歌舞伎の絵柄のものを数枚ほど買ったように思います。
それ以来ですから約40年ぶりということになります。
何故、40年ぶりに行ったのかって?
話せば長くなりますが ・・・・・
今までは羽田から、東京モノレールで一気に浜松町まで行きタクシーに飛び乗り、そこでホッと一息 ・・・・・ タクシーの中でタバコを吸うのが楽しみでした。
しかし今ではすべてのタクシーが禁煙!
私の行動パターンにも影響を与えています。
今までと違って羽田に着いたら、まずタバコを一服吸って ・・・・・ 落ち着いてから行動を開始します。
浜松町に着いてもタバコの吸えないタクシーに拒絶反応。
自分の健康と地球温暖化阻止のために地下鉄 ・・・・・ 少しシャレて言えば ・・・・・ 東京メトロを利用することにしました。
したがって今までとコースが替わり、銀座に行く際は浜松町(大門)で都営浅草線に乗り東銀座で降ります。
そして地上に出たとろにあるのが銀座大野屋さん、ということになったのです。
「あっ! 大野屋さんだ。へ〜、昔のままだ。懐かしいな〜」と、何の目的も躊躇い(ためらい)も無く、お店の中へ。
「こんにちわ〜、40年ぶりに来ました」
外観だけでなくお店の中も昔のまま(たぶん)
まずは海老の手拭を、もちろん歌舞伎癪者の海老蔵さんの柄です。
次は判じ物を2枚 ・・・・・ わかりますか?
上は「鎌(かま)」と「輪(わ)」と「ぬ」で「かまわぬ」と読ませます。
団十郎さんの柄です。
下は「斧(よき、普通はオノと読みますがヨキとも読みます)」と「琴(こと)」と「菊(きく)」で「よきこときく(良き事聞く)」と読ませます。
菊五郎さんの柄です。
しかし、定番柄だけでは面白くないので新作の柄を探していると ・・・・・ 「アレ〜?! コレ、昔は無かったよな〜」
なんと! 手拭生地(てぬぐいきじ)、と言うよりも浴衣生地(ゆかたきじ)で作ったシャツがあるではないですか。
ついつい手が伸び、2枚買ってしまいました。
見るからに浴衣の絵柄だといえる「白地に竹」と、「判じ物(はんじもの)」の紺地の柄の二つです。
この判じ物は菊五郎さんのものです。
何故?
よ〜く見ると「キクゴロ」となっているのですが ・・・・・ わかりますか?
カタカナの「キ」はわかりますよね。
次の「ク」は?
4本と5本の線で格子模様ができています。
4と5を足せば「九」で「ク」
5本の線で「ゴ」
そして最後は ・・・・・ よ〜く見ると「呂」の文字があるでしょ、だから 「ロ」
全部をあわせれば「キクゴロ」でしょ。
こんなことを知ったら手拭や浴衣が面白くなりますね。
それでは最後に大野屋さんのホームページを引用して、紹介をさせていただきましょう。
<銀座 大野屋について>
歌舞伎座の交差点はす角で明治初年足袋屋として創業。
江戸時代は晴海通りの向かいで染物、悉皆屋。
戦前より手ぬぐいも扱い、現在は400種近い。
日本独特の柄は、国内はもとより外国客にも人気。
日本独自の伝統的な品の魅力、良さを伝え残している。
