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北九州市で初、ツーバイフォー(枠組壁工法)による 木造耐火建築物(託児所)

辰巳住研では毎年、様々なプロジェクトを遂行し、社内の技術革新および提案力やデザイン力の強化を図っています。
現在でも「あや杉の家」と「ビルトインガレージのある家」の2つのプロジェクトが進行中です。
しかし個別に言えば様々な新機軸を打ち出しているとはいえ、大きな意味で言えば何れも過去の延長線上にあるプロジェクトだと言わざるを得ません。


それに引き換え、「防火地域内に、託児所という非居住建築物を木造耐火建築物として建築する」という今回のお話は、青天の霹靂(せいてんのへきれき) まさに天から与えられたビッグチャンスです。
もちろん、辰巳住研としては初めてのことです。
直ちに調査に入ったところ ・・・・・ 
「北九州市では初めてのことであり、福岡県下でも極めて稀なケースでは無いか」 という報告でした。
【注】福岡県の場合は確認が出来ていませんので現段階では初めてとは申し上げられません。
託児所建設のお話をいただいたことには心より感謝するばかりですが、正直に言って前述の報告を受けたときは血の気が引く思いでした。
しかも、この御時勢ですから施主の提示する予算も「何とかなるだろう」などと安請け合いできるような金額では有りません。
幸いだったのは、万が一の場合でも我社の屋台骨を揺るがすような多額の工事金額では無かったことぐらいでしょうか。
それにしても何もかもが始めてのケースとなれば、下手をすれば赤字を覚悟の上での受注をしなければなりません。
辰巳住研の社長として覚悟の上での決裁を迫られます。


待てよ! その前に ・・・・・ 
万が一でも施主に御迷惑をおかけすることはできません。
我社に本当にそれだけの技術力があるのか?
再度、調査を指示したところ、我社が所属する(社)日本ツーバイフォー建築協会の本部が「本部としても全面的な協力をしますので是非、引き受けてください。辰巳住研の社員の方は必要な講習も終了されていますし資格者も揃っていますから」との力強い回答を得ることができました。
必要な資格とは建築士の資格だけではなく同協会が認める「自主工事検査員」の資格および「枠組壁工法耐火建築物設計者」の資格なのですが、幸い我社の業務課長が全ての資格を有していました。(今では他にも数名います)

余談ですが、我社は資格取得には極めて積極的で、社員から申請があれば基本的にOKします。
しかも費用は全額、会社が負担します。
建築士を取得する場合などは学校に行くだけでも一人50万円以上必要になりますが、社長決裁をすれば全額、会社が負担することになります。
また、資格取得にとどまらず、資格取得後のスキルアップのための講習会等にも積極的に出席しています。
旅費等も含めた費用の全てを会社が負担しますし、出張手当まで出してあげているんですよ。
それほどまでに我社では勉強すること、資格を取得することに積極的なのです。
しかし、その姿勢が今回のようなケースの場合に生きてくるんですね。
日本ツーバイフォー建築協会の本部から力強い回答が得られたときには、今までしてきたことが間違いでは無かったと心より思いました。


さて、今回の受注は如何に?
私は決断をしました!
「未来は過去の延長線上には無い!」を合言葉に果敢に挑戦します!
決断の際に業務課長に対して一つだけ条件を付けました。
条件というよりも 「切なる願い」 と言ったほうが正しいかもしれませんが ・・・・・ 

「当然のことだと理解してくれていると思うが、今回の受注で金銭的利益を追求しようなどとは毛頭考えていない。現場管理費も含めた一切の経費は必要ないし、我社はガソリン代と言えどもいらない。まったくの手弁当で良い。そのかわり、頼むから金銭的に持ち出しだけは無いように頑張ってくれ! 我社の利益は実績だ。今回の実績は辰巳住研にとって将来、計り知れないものがあるはずだ。それだけだ。頑張ってくれ!」

予想通り、北九州市にとって初めてのケースということで建築確認の手続きには様々な困難もありましたが、陰ながら(社)日本ツーバイフォー建築協会本部の後押しもあり先日、無事に手続きが終了しました。
本日、6月16日(月曜)10時より起工式を行います。
今後も進捗状況を報告してまいります。

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プロフィール

代表取締役 篠塚 修

分譲中の団地は勿論ですが毎日、工事中の現場の見回りをしています。この顔を見かけたら是非、声をおかけください。


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