映画 ひまわり I GIRASOLI / SUNFLOWER (ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ)
テーマ:社長ひとりごと(全部)|社長よもやま話
2008-06-18 00:16
私が高校生のときに観た中で ・・・・・ というよりも今まで観た映画の中で一番の感動をした映画がソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが共演した「ひまわり」です。
今でも目に、そして心にも焼きついている最高の場面は、突然画面一杯に広がる「ひまわり畑」のシーンです。
もちろん、この場面に到達するまでのストーリーがあっての話ですが。
後年DVDでも観ましたが、何度観ても素晴らしいシーンです。
でも、これは私に映画館で観た感動と記憶があるからであって、初めて観るのがDVDだという人にとって本当にどれだけの感動があるのかはわかりません。
この映画はスペクタクル映画ではありません。
しかし、この映画は可能な限りの大画面で観て欲しいと思う一作です。
簡単なストーリーをフリー百科事典ウィキペディアから引用します。
【引用】
貧しいジョバンナとアントニオは海岸で出会い、すぐに恋に落ち、挙式をあげる。
しかし、そこへ第二次世界大戦が始まってしまう。
アントニオは狂人を装い、徴兵から免れようとするも失敗。
戦争へと駆り出されてしまう。
終戦後、ジョバンナはアントニオを待ち続け、同じ部隊にいたという男を見つける。
男の話によると、アントニオはソ連の極寒の雪原で倒れたが、そこを誰かに助けられたという。
ジョバンナは、愛するアントニオの生存を確認するため、ソ連へと足を運ぶ。
ジョバンナはソ連に着き、アントニオの写真を見せて回っていると、一軒の家を紹介される。
その家を訪れると、幸せそうな妻子の姿があった。
真実を知り傷心したジョバンナは、そのままイタリアへの帰国を決める。
【篠塚・注】ここでいう真実とは九死に一生を得たアントニオが助けてくれた女性と結婚をし子どもまでいたということです。
駅で汽車を待っていると、アントニオが現れる。
ジョバンナは何も言わずに汽車に飛び乗り、涙を流し去って行く。
後日、アントニオは考えた末、もう一度ジョバンナに会うためイタリアへと向かう。
【以上、引用】
ストーリーだけを読めば「な〜んだ、メロドラマか!」と思ってしまうでしょうが、違います!
背景にある、戦争が生み出す悲劇を平凡な一国民の目線で描いたもので、これは間違いなく「反戦映画」です。(私の独断と偏見ですが)
反戦映画なのに敵も味方もいません。
勝者も敗者もいません。
そしてヒーローもいません。
戦争で引き裂かれた夫婦を通じて、ただひたすら戦争の「愚かさ」「惨めさ」「虚しさ」「悲劇」を描写しています。
そして「ひまわり」の持つ意味を知ったとき、あらためて悲しさが溢れてきます。
そして前編のバックに流れるヘンリーマンシーニが作曲したテーマ曲が悲しみを一段と深いものにしていきます。
それでは映画のラストシーンとともにバックに流れるテーマ曲「ひまわり(sunflower Henry Mancini)」もお楽しみ下さい。
