銀座 木村屋総本店(酒種パン)絶品は明治天皇に献上するために作られた桜あんぱん
2007-10-20 00:08
銀座大通りと晴海通りとの交差点、銀座で最も活気溢れる「銀座4丁目交差点」。
三越・銀座店だけでなく三愛、和光、鳩居堂、日産銀座ギャラリーとお馴染みの銀座の顔が並ぶ。
銀座大通りをはさんで三越の向かい側、和光と山野楽器の間にあるのが今日、紹介する銀座木村屋総本店。
言わずと知れた「元祖、日本のパン屋さん」だ。
創業は明治2年、木村安兵衛が開業した「文英堂」に始まる。
明治3年に屋号を「木村屋」と改称し、明治7年に現在地の銀座4丁目に店舗を構える。
現在は8階建てのビルになっている。
特筆すべきは、この銀座のビルの7階と8階でパンを焼いているということだ。
「焼きたてパン」とのキャッチコピーに偽りは無い。
8階は「ヨーロピアン工場」と呼ばれ今風のパンを焼いているのだが、7階は「酒種パン工場」と呼ばれ、創業者・木村安兵衛が考案した昔ながらの酒種パンを昔ながらの製法を守って今も作り続けている。
1階はお馴染みのベーカリーショップ、2階はカフェ木村屋、3階はグリル木村屋、4階はレストラン木村屋。
呼び名が変わると何となく違いがわかるような気がするが皆さんは如何だろうか?
簡単に言うと上に行くほど高級(高額)になる。
私はせいぜい2階のカフェ木村屋まで。
焼きたてパンは勿論だが多種多様なサンドウィッチが楽しめる。
店の売り(キャッチコピー)には「自慢の焼き立てパンを使った、バラエティー豊かな世界のサンドウィッチを気軽なスタイルで楽しめるカフェです」とある。
付け加えることがあるとすれば「リーズナブルに」だろう。
さて、ココで「酒種パン」について薀蓄(うんちく)を傾けたいところだが長くなるので次回に譲るが、私が「元祖、日本のパン屋さん」と言った意味は「酒種パン」を指して言っているのだから銀座木村屋総本店に行った際には是非、コレを買って欲しい。
種類は左上から「桜あんぱん」「けしあんぱん」「小倉あんぱん」「チーズクリームあんぱん」「うぐいすあんぱん」「白あんぱん」「栗あんぱん」が定番商品。
栗あんぱんのみが150円、その他は120円(税抜き)
その他に季節にあわせた「酒種あんぱん」が取り揃えてある。
私の一番のお気に入りは明治天皇にも献上されたという「桜あんぱん」だ。
木村屋のコピーには「八重桜の塩漬けとこしあんが伝統の酒種生地に絶妙にとけあいます」とある。
まあ、そんな屁理屈はどうでも良いが、とにかく美味い。
最近は「あんぱん」というものを買って食べるということが無いが銀座に行くと無性に食べたくなる。
子供の頃に食べた懐かしい「あんぱん」が、この華やかな銀座のど真ん中にある。
120円の「桜あんぱん」を買い、大きな口をあけてガブリ。
ムシャムシャと食べながら銀座の大通りを臆面も無く歩いていく田舎モノ。
それが私だ。
by 辰巳住研 篠塚修
