バグスグルーブ ジャズとの出会い マイルスデイビス セロニアスモンク ミルトジャクソン
2007-09-18 00:15
大学入学まもない5月、少しばかり馴染みになった大学近くの一膳飯屋を出た私は腹ごなしに少し歩いた。
途中、小さなレコード店(30年以上前なのでCDショップではありません)に立ち寄り何気なく店内を見回し・・・・・と・・・・・突然、目に飛び込んできた1枚のジャケット。
「おっ! カッコイイ」
男子学生の一人部屋、殺風景この上ない。
そんな部屋の真ん中に「これは、いいぞ〜!」
が、しかし・・・棚の分類表には「JAZZ」とある。
エッ!? ジャズ???
当時の私は「ジャズとは楽器を曲芸のように早弾きし、ロックに負けないような大音量を発する耳障りな音楽」と理解し「大嫌いなクラッシックの方がまし」だと思っていた。
したがって一瞬、躊躇はしたもののジャケットの魔力に負けて購入してしまった。。
いわゆるジャケ買いだ。
勿論、聴いて見ようなどと言う気はさらさらない。
しばらく壁に飾っていたのだが復刻版の廉価版とはいえ1100円。
30年以上前の1100円。
学生の私にとっては「超」高額な出費だ。
「まっ、一度ぐらい聴いておくか」とレコードに針を落とした。
演奏が始まってわずか数秒で私の体は固まった。
微動だにせずスピーカーから出る音に集中した。
一気にA面を聴き、直ぐにB面。
そして休む間もなく、もう一度A面。
聴き終えたとき私は「何なんだ、これはどういうことなんだ。JAZZって一体、何なんだ」
その瞬間から私のJAZZの歴史が始まった。
by 辰巳住研 篠塚修
