テーマ:社長ひとりごと(全部)|社長グルメ&トラベル
2007-09-25 22:57
今晩は「中秋の名月」だ。
お団子や薄(すすき)を用意するような洒落たものではないが、我が家でも「観月会」を催した。
「観月会」と言えば聞こえが良いが、本音を言えば「酒飲みたち」が理由をつけたにすぎない。
辺りが暗くなった頃、悪友3人が手前勝手な肴(さかな)を持って三々五々集まってくる。
座敷に続く広縁(ひろえん)に座布団(ざぶとん)を敷いて胡坐(あぐら)をかき早速、宴
(うたげ)が始まった。
おっと、忘れてはいけない・・・もう一人の友は「黒霧島」
いわずとしれた宮崎県のナンバー1ブランド「霧島」を、昔ながらの黒麹で仕込んだ逸品。
「重厚でトロリとした甘みが特徴」との薀蓄(うんちく)はネットからのパクリ情報。
この時期に悩むのが「水割り」か?、それとも「お湯割り」か?
「黒霧はロックだろう」と誰かが言うと、「バーカ、お湯でこそ違いがわかる」と誰かがこたえる。
「篠塚、お前は?」とついでに聞かれ「俺は馬鹿の一つ覚え、水割りに決まってんだろう」
「そうだな、篠塚ならワインでも水割りにしかねないからな」と皆が妙に納得してくれる。
そんな他愛も無い会話をしながら銘々勝手に自分流で飲み始める。
誰が持ってきたのか「うるか」が旨い。
次は「馬刺し」、その次は・・・・・「オイ、これ、何だ?」
「まあ、一口食ってみろヨ」とは持ち込んだ奴なのか。
観月会だから明かりはどこかで買ってきた、お土産用のカンテラ一つ。
私は好き嫌いは無いほうだが、暗がりの中で何を食わされるのか・・・・・用心、用心。
何しろ高校時代からの悪友たちだけに何をしでかすかわかったもんじゃない。
恐る恐る一切れつまんで・・・・・「おっ! カラスミか〜!」
カラスミとは「唐(から)から日本に渡った墨(すみ)」に似ているところから名前がついたといわれる珍品、鯔(ボラ)の卵巣を塩漬けし更に塩抜きした後に天日干しする日本三大珍味の一つ。
「ほー、何年ぶりかなー。いやいや、これは久しぶりに高価な珍味にありついたぞ」
カラオケがあるじゃなし。
かわいいネエチャンがいるじゃなし。
むさ苦しいオッサンどもが、焼酎囲んで馬鹿話。
それにしても今年の月は例年になく美しい。
「中秋の名月」とは言いながら、どうやら満月では無さそうだ。
しかし、その美しさは天下一品。
と、思ってたら・・・・・雲が出てきて・・・・・おやおや、隠れちまったぞ。
「おい、今日は月見だぞ。お前たち月は観たのか?」
「おう、観た観た。たしかにウサギさんが餅をついてたぞ」
「へー、つきあがった餅はどうするんだろうな?」
「決まってんだろう。団子にしてウサギたちが俺たち(地球)観ながら食うんだヨ」
いつの間にやら「黒霧パック」もカラになり、酔っ払いたちの「観月会」も、つい先ほどお開きに。
私も相当に酔いがまわってきた。
それでは皆さん、お・や・す・み・な・さ・い・・・・・・・・・・・
by 辰巳住研 篠塚修