木は火に弱い、というイメージがあります。しかし、ある程度の太さや厚さがある木材は、燃えると表面が焦げて炭化層をつくり、火が内部に入らないようにします。逆に、火に強いイメージがある鉄は、550℃を超えると急速に柔らかくなって変形してしまい、住宅の骨組みが崩れ落ちる原因になります。火災では、700〜950℃にまで温度が上がりますので、木は鉄より火災に強い、とも言えるでしょう。
■木材と鉄骨の耐火比較

実験内容
常温での強度が同一の木材と鉄骨を選択し使用。木材は構造材として使われる通常のツーバイテン材2枚重ね。
鉄骨はリップみぞ形鋼(150×75×20m/m、厚さ3.2m/m)。それぞれに500kgの荷重をかけ、約1000℃まで加熱。
